「ChatGPT以外にもAIってあるの?」
「画像を作るAIと、会話するAIは別物?」
「結局、どのAIを使えばいいの?」
と疑問に思うことがあります。
実は、ひとことで「AI」といっても、得意なことや使われ方はさまざまです。
会話が得意なAIもあれば、画像を作ることが得意なAI、プログラミングを助けてくれるAIもあります。
この記事では、AIをまだよく知らない方に向けて、代表的なAIの種類とそれぞれの特徴をやさしく紹介します。
AIにはいろいろな種類がある
まず知っておきたいのは、
AIは一つの決まったサービスの名前ではない
ということです。
「AI」という大きなくくりの中に、さまざまな技術やサービスがあります。
たとえば、スマートフォンといっても、iPhoneやAndroidなどいろいろな製品があるのと少し似ています。
AIにも、それぞれ得意なことがあります。
ただし最近では、一つのAIが文章だけでなく画像や音声なども扱えるようになっているため、きれいに一種類ずつ分けられるわけではありません。
ChatGPTも現在は文章での会話だけでなく、画像生成やWeb検索など複数の機能を備えています。
そのためここでは、難しい技術上の分類ではなく、「どんなことを得意としているAIなのか」という視点で見ていきます。
会話や文章を得意とするAI
AIをよく知らない方にとって最もイメージしやすいのが、文章で会話できるAIです。
質問を入力すると答えてくれたり、文章を考えたり、内容を整理したりできます。
代表的なサービスには、ChatGPTやGoogleのGeminiなどがあります。
ChatGPTでは質問への回答、学習のサポート、文章の下書き、アイデア相談などができます。Geminiも文章作成や計画、アイデア出しなどを支援するAIアシスタントとして提供されています。
会話するような感覚で使えるため、
「AIを初めて使ってみたい」
という人にも触れやすいタイプです。
画像を作るAI
文章を入力すると、その内容に合わせて画像を作ってくれるAIもあります。
たとえば、
「青空の下にある小さなカフェ」
と入力すると、そのイメージに合わせて新しい画像を作る、といった使い方ができます。
現在では画像を作るだけではなく、すでにある画像を編集したり、不要なものを消したり、雰囲気を変えたりできるサービスもあります。
Adobe Fireflyでは生成AIを利用して画像などを生成・編集できます。さらに現在は動画や音声なども扱えるため、「画像AI」という一つの枠だけでは説明できないサービスも増えています。
動画や音声を作るAI
AIが扱えるのは文章や画像だけではありません。
動画や音声を生成できるAIもあります。
文章でイメージを伝えて映像を作ったり、音声や音楽の制作を支援したりするサービスも登場しています。
たとえばAdobe Fireflyでも、画像に加えて動画や音声などの生成・編集機能が提供されています。
こうしたAIは、映像制作や広告、SNSコンテンツなど、クリエイティブな分野でも使われています。
ただし、サービスによってできることや利用条件は異なります。
「AIなら何でも同じように作れる」と考えるのではなく、それぞれの特徴を確認することが大切です。
プログラミングを助けるAI
プログラムを書く人をサポートするAIもあります。
代表例の一つがGitHub Copilotです。
GitHub Copilotは、コードの候補を提案したり、チャットでプログラミングについて質問したり、コードの説明を受けたりできる開発支援AIです。
プログラミングと聞くと初心者には少し難しく感じるかもしれません。
ここでは、
「専門的な仕事を手助けするAIもあるんだ」
くらいに知っておけば十分です。
私たちが気づかないところにもAIはある
AIは、ChatGPTのように「今からAIを使います」と意識して使うサービスだけではありません。
普段使っているサービスや機械の中にAIの技術が組み込まれている場合もあります。
そのため、
「AIを使ったことがない」
と思っていても、実はすでに何らかの形でAIに触れている可能性があります。
AIは特別な世界だけに存在する技術ではなく、少しずつ私たちの身近なところで使われるようになっています。
一つのAIが複数のことをできる場合もある
ここは特に大切なポイントです。
以前は、
「文章を作るAI」
「画像を作るAI」
というように分けて考えやすかったのですが、現在は一つのサービスが複数の機能を持つことも珍しくありません。
ChatGPTは文章での会話だけでなく画像生成や検索などにも対応しています。Adobe Fireflyも画像だけでなく動画や音声などを扱っています。
そのため、
「このAIは何という種類なの?」と細かく分類することにこだわりすぎなくても大丈夫です。
初心者のうちは、
「文章が得意」
「画像が得意」
「プログラミングを助けてくれる」
というように、大まかな特徴を知るところから始めれば十分です。
自分に合ったAIを選べばいい
AIにはさまざまな種類がありますが、全部を使いこなす必要はありません。
大切なのは、
自分がやりたいことに合ったAIを選ぶことです。
文章について相談したいなら会話型のAI。
画像を作りたいなら画像生成に強いAI。
プログラミングを手伝ってほしいなら開発支援に強いAI。
最初から多くのサービスを覚えようとすると、かえって分かりにくくなってしまいます。
まずは一つ触ってみて、
「AIってこういうものなんだ」
と感じるところから始めれば十分です。
AIを知ると、できることが見えてくる
ここまで、代表的なAIの種類を紹介してきました。
AIといっても、すべてが同じことをするわけではありません。
それぞれ得意なことがあり、複数の役割を持つAIもあります。
名前や種類を全部覚える必要はありません。
まずは、
「AIにもいろいろある」
ということを知るだけでも十分です。
では実際に、こうしたAIを使うと私たちはどんなことができるのでしょうか。
次の記事では、「AIにできること」を、もっと具体的に見ていきます。
そもそもAIとは何なのかを知りたい方は、「AIとは?」の記事から読んでみてください。
